デザイナーとして起業した(い)君へ。

久しぶりに良書に巡り会えた。
本書は著者Divid Aireyの体験だけでなく、
他のデザイナーのスキルの磨き方、営業活動、成功談、失敗談などが詰まっていて、
フリーランスの自分にはとても勉強になった。

クリエイターとしての切実な部分であるお金の事情についても書かれており、 仕事が無い場合の収入をどうするか、の部分は興味深かった。
著者はブログ運営に週10時間ほど費やしているようで、
ブログである程度収入を得るには、これくらいはやらないと駄目なんだろうなと思った。
ただ、ブログを書くことにより、問い合わせが増えたり、
執筆依頼が来ることもあったそうなので、
ブログじゃ儲からないよという理由だけでやらないのは、もったいない感じがした。
(当然こんな上手く話がトントン拍子で進むことはないだろうが)

また、プロモーション活動の必要性も勉強になった。
僕はスキルがあれば黙ってても仕事はもらえるという、
典型的な営業下手くそな日本人のパターンだったので、 しっかり自分のスキルに自信を持って営業活動していきたい。

非営利団体にジョインして、そこのデザインワークに無償で関わり、
それを実績にするプロボノ活動は、ちょっとどうかなと思ったけど。

デザインのいろはについては書かれておらず、
「クリエイターとしてどう生きていくか」の指南書である。
悩めるクリエイターに贈るエールに仕上がっている。