名作を違う視点で『巨匠の失敗作』

皆がこれは名作だ!と言っているから、ああこれは名作なんだなと思いがちですが、そもそもどのへんが良いのかよく分からずに多くの人に持ち上げられた作品を、もう一度専門家の意見も取り入れて考え直す機会がきました。

レオナルド・ダ・ヴィンチは日本やアメリカでは高く評価されているけど、実際画家としてはそこまで評価はたかいわけではなく、イタリアではミケランジェロやラファエロのほうが人気があるそうです。
たしかにモナリザはルネサンス期の絵画の中では地味かもしれない。
ダヴィデ像は下から見上げるために設計されたので、全体的にバランスが悪い、ゴッホのひまわりはいくつもある等、名作の隠れた欠点や意外な舞台裏を教えてくれました。

ただ、北斎やピカソなど明らかに悪口を言われて終わり、という所もあり、ちょっといかがかと思いました。
タイトルの「巨匠の失敗作」も狙い過ぎかなと。

何故この作品は名作なのか、周りの意見を参考にしつつ、自分の視点でも考えるのも美術鑑賞の楽しみだし、自分なりにあれこれと観察する大切さを感じました。