お金について考えさせられる『貧乏はお金持ち』

僕はお金について本当に無頓着で、気をつけなければならないなあと思いながら、
こんな年になってしまいました。

できればお金のことは考えず生活したい。
別に贅沢な暮らしを望んでいるわけではなく、
普通に家庭を持って住まいを買って、つつましく暮らしたい。

でもこんな昭和的な普通な家族を維持するのも、難しい世の中になってしまった。
著者の橘玲氏の本はマイクロ法人を立ち上げ、自由な暮らしを夢見させてくれる。
会社というもう一人の自分を作り、法人化のメリットがわかりました。

ただ、お金についてど素人の僕には不明点も多く、
ホントこのやり方で大丈夫なの??と思うところもありました。
ネットでも間違いが指摘されている所もあり、結局どれが正しいのかは自分が調べるなり勉強するなりして判断するしかない。

著者の言う通りにやれば自由になれるかもしれないし、
逆に不自由になるかもしれない。
ただ、サラリーマンだろうが、個人事業だろうが、マイクロ法人だろうが、
生きること自体がリスクだし、長所短所があります。

サラリーマンを続けると搾取はされるが、理不尽なストレスに耐えられれば安定はしている。
マイクロ法人を立ち上げれば自由は手に入るが、ファイナンスの知識は必要になるしサラリーマンよりリスクはあるように思える。

実際にサラリーマンの方が、自営業者や経営者よりローンを組みやすいし、
クレジットカードの発行もしやすい。
「社会的には」サラリーマンのほうが信用度は高い。

どの生き方をすれば良いか、結局は本人次第なのです。
磯野家を例にした節税方法は面白かったですが、
実際にやるとしたら、もう少し勉強してからのほうが良いし、
また、自分の稼いだお金の活きた使い方や、本当の自由について考える良いきっかけになりました。

挑戦的なタイトルなので、これだけ読んでおっしゃ俺も独立だ!と考えるのは危ないと思います。