普通に暮らせない社会で生きる『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ』

本書は2002年出版された同名のタイトルを加筆修正したものです。
たしか前書を買ったような気がする程度の記憶があり、所々見覚えのある内容もありました。
その頃の僕はまだ若く、その過激な内容に同調しつつ、いつか役に立つかもなと思いながら、サラリーマン人生を送ってきた次第です。

基本的には前書と変わらないのですが、別に著者が手を抜いたのではなく、10年以上経っても日本の税制に大きな変化がなく、サラリーマンが相変わらず損しているのが分かりました。

具体的な資産運用法は、サイトにあるのでそちらを参考に。
http://manesto.com/31

自分が不動産の資産運用を始めていること、生命保険や投資など、掘りかえすとかなり無駄なことをしていることが分かり、以前読んだ頃とは歳が違い、今度こそ本腰を入れてお金について考えなければならないなと痛感しました。

不動産については「30年たてば価値がなくなる」のは知っていますが、価値がなくても住むことは可能だし、たまに地元に帰ると、実家がある安心感は精神的に安心感を感じます。
考えは古いと思いますが、この精神面の価値観については疑問点が残りました。
まあ人によって歩んだ人生は違うし、価値観の違いもあるので答えはないと思うけど。

サラリーマンが搾取の対象にはなっているのは理解できましたが、クレジットカード発行やローンを組む時はサラリーマンのほうが審査に通りやすく、自営業や経営者は難しいのが現状で、社会的信用度に何故ここまで差があるのか教えて欲しかったです。

自営業にすれば支出のコントロールができ、気づかない所で恩恵を受けられます。
「黄金の羽根」の場所は、基本的には変わりません。
ただ今後の国の制度の変化によって、どこに落ちているか。
自営業を選んだ場合、自分で見つけるチカラも必要になります。

結局どのような生き方を選んでも、ある程度のリスクがある。
別に金持ちになりたいわけではなく、普通に働いて、家庭を持って慎ましく暮らす。
それさえ難しい時代でどう生きていくか、現実を見せつけてくれる本でした。

恐れることを恐れるな。

最近見たCMですが、オシムの言葉を思い出しました。