『論理学』はオワコンなのか

錬金術や骨相学など、かつては真剣に研究された学問もあれば、新たに生まれる学問もある。

論理学は古くはアリストテレスなどの古代ギリシアの哲学者たちが築き上げ、中世ではライプニッツが、近代ではフレーゲやラッセルが発展させてきました。

論理学は数学や哲学のベースになっていて、ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』ではしばしば論理学を使用して議論が進むので、基本だけでも知っておこうと思って読みました。

論理学の初心者には記号や用語の説明が分かりやすくて良本かと思います。

真理関数、条件、演繹といった内容があり、論理学のほんの表層に触れることができました。

しかし推論を記号化して評価する論理学は正直、めんどくせぇ…と感じました。

僕は人は論理的に物事を考えることは無理だと思ってます。
基本的には自分の希望や憶測で判断し、自分は論理的に考えられるというのは後付けでしかないと思います。

「君の考えは論理的じゃないね」と言われると腹立つ人は多い。
それは感情的に考えたり行動する人はバカだと思っているからだと思う。

みんなが論理的に考え、行動できれば、世の中の大半の問題は解決するはず。
でもそれができないのが人なのだから、行動経済学など、人のファジーな部分を考えた学問が今後必要なのかなと思いました。

そういう意味では今後、論理学は衰退するような気がするし、ウィトゲンシュタインのいう「語りえぬものについては、沈黙しなければならない」と言って哲学に終止符をうったのも正解なのではないかと思いました。