自戒を込めて『ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である 』

タイトルの通りなので出オチ感ハンパないですが、要は同じことを続けて成功した人たちを紹介する本です。

ブロガー、著名人、エンジニア、ネット有名人など110名の方々に好きなサイト、配信を続けている理由、収入の変化などのアンケートを行い、そこから得た情報を分析しています。
また有名サイトの管理人、GoogleMapのエンジニアにもインタビューしています。
アンケートの量は膨大で、あーそういえばこんなサイトあったなあとか、よく見てたサイトの管理人の名前もあり、運営されているのか調べてみました。
現時点で思いついた昔よく見たサイトです。
侍魂
ろじっくぱらだいす
探偵ファイル
僕の見た秩序。
オモコロ
他にもあるはずですが、侍魂以外は更新されていますね。
なかには書籍化されたりLineスタンプ作ったり、活躍の場を変えている人もいます。

アンケート結果で興味深いところは、アクセスを増やす工夫やtwitterのフォロワー数を増やす工夫をしていると答えた人が、思ったより少ない所。
特に僕はフォロワー数は気にしてしまうのですが、問題はそこじゃない。
結局は本丸のコンテンツこそ大事なのです。

また気になる収入の変化ですが、一番多いのが3年と答えていた人が多いこと。「継続は力なり」とはこのことで、ここまでくるとアフィリエイト以外にも知り合いが増えてそこから仕事へ、ということもあるのかなと思います。

また彼らの共通点は続けていることです。
なぜ続けられるのかというと、「もう生活の一部になっている」方から「惰性で続けている」方など様々。
でも皆さん、著者の言う通り、ログは未来への投資になることを気づいているように思えます。
いや、みんな気づいているはず。

本書は2010年に発刊されたもので、mixiやtwitterの分析、考察の仕方が古いのは仕方がないと思います。
しかし発信し続ける大切さや、ブログをはじめとするログの価値については今でも色あせず、とても参考になりました。
もっと早く本書に出会えればよかったと後悔しています。

僕も20代のころ、ブログをやっていたのですが、仕事や私生活が忙しく、辞めてしまったことがあります。
しかし30代後半になってもやりたいこと、好きなことが頭の片隅に残り、また一から始めました。
このレビューサイトもそう。
読書感想なんざevernoteに残せば良いものの、人に読んでもらいたい、読まれるような文章に整えないとイマイチ読んだ実感が残らなかったので始めましたものです。

続けなきゃ、と思うといつかやめてしまう。
しかし「やめない」という自然な姿の方が、あなたの日常を広げてくれる。著者のこの一言に背中を押された気分です。

たしか棋士の羽生善治さんも「報われるかわからないことに努力をつづけられる人が本当に才能のある人だと思う。」と仰ってました。

自分の好きなクリエイターの面々は、今も変わらず自分のサイトを更新し続けています。
これからのwebは活躍する場が多様化すると思います。
ブログだけでなく、Youtubeや電子書籍など、発信する場は様々あります。
大切なのは自然体のまま、やめないこと。
これを肝にコンテンツを受信して終わり、ではなく発信していこうと思いました。