太宰治の哲学『斜陽』

戦後の没落していく貴族の物語。家族それぞれが病気、薬、不倫で堕ちていく様は読んでて辛いものがあります。ただ和子からは生き抜く強い意志が感じられたのが救いでした。
こういう時の女性は強い。これからの苦難を身に宿した子供とどう生きるのか・・・。

初めて太宰治の作品を読みまし。内容は難しくなかったけど、読了後の疲労感は半端なかったです。生きる苦痛と死への肯定(もしくは死を選ぶ、受け入れることか)。それぞれの人物に著者の思想が見え隠れしている気がしました。

太宰作品は好き嫌いが分かれるようです。
今の僕にはちょっと受け入れることは難しいと思いました。
数ヶ月後、いや数年後に違う作品に挑んでみようと思いました。